
素材とそのストーリーを大切にし
新たな価値と循環をつくる
余剰資材や廃棄物は、工夫やアイデアで生まれ変わります。私たちが本業で取り扱う革だけでなく、木材、帆布、ガラス、ゴム、金属、紙、ターポリン等、それぞれの素材が持つ機能的な長所と貴方が大切にしてきた想いをデザインに反映し、もう一度時を刻む製品やワークショップを一緒につくりましょう。
レザークラフトを通じて培った経験とノウハウを活かし、SDGs・サステナブルな活動を一緒に企画・実行します。例えば、弊社の製品デザインを活用して貴方の素材で製品を作り直すなど出来ます。また、商品製作だけでなく商品・コンテンツの企画、製作、ワークショップのサポートまで致します。
Design Upcycle (デザインアップサイクル)は、継続した取り組みが評価され、SKLOの所在地である川崎市が認定する「かわさきSDGs大賞2024」では優秀賞をいただいています。
「生まれ育ち愛着のある街、地域や国が、自分たちの子どもたちにとっても誇れるものであるように」、Design Upcycle は新しいものつくりに挑戦し続けます。
デザインアップサイクルの特長
300以上のプロジェクト経験に基づき
「つくる」だけではなく、「届ける」方法まで一緒に考えます
自社製品数
125
OEM製品数
200
可能な限り、現場現物での確認を徹底し
貴方の素材とストーリーを大切にするための企画を行います



工房は市内、都心からもアクセスがしやすく
モノ・コト・ヒトが集まり交わることで
新しいアイデアが生まれ続けています


培った経験やプロダクトデザインをあなたの素材に活用して、
持続可能なプロジェクトにしましょう。
これまでの歩み





1979
川崎市高津区に先代が(株)ワールド光源を設立、主にガラス工業製品の受託製造を請け負う。現代表の齊藤は、限られた資源を最大限有効活用しモノづくりに取り組む先代の姿を見て育つ。
2011
ワールド光源の1部門として皮革製品の受託製造を行うSKLOを立ち上げる。その後2015年にSKLOブランドでの商品販売を開始、2018年には社名を(株)SKLOへ変更。均一で安定したモノづくりを行う一方で、そのために多くの端材や余剰資材となる革が出てしまうことに矛盾を感じる。そこでそれらを再活用した製品提案やワークショップの企画をスタートさせる。
2021
同じく川崎市高津区にある合同会社肩車との協業において プロスポーツチームの廃棄ボールを活用した keyballder を開発。スポーツイベントなどでのワークショップも展開し様々な反響とご意見を頂いた事で、素材が持つストーリーとそれを活かすデザインについての重要性を事業の中心に据える様になる。
2024
継続した取り組みが周知され、かわさき SDGs大賞2024にて経営部門・優秀賞を受賞。これをきっかけに新規プロジェ クトの提案、広報活動の展開による更なる認知の獲得を進めると共に、自社だけでなくアップサイクル自体の社会的意義やニーズ向上への働きかけの必要性も認識する。
2025
川崎市市政100周年を記念して行われた 各イベントでの使用ターポリンを再活用するプロジェクトをスタート。スポーツ、芸術、モノづくりなど、多様性を持ちながらさらに成長を続けていく市と共に、環境意識が市内外を問わず広まっていくための活動を継続していく。
廃棄のサッカーボールを活用した
Upcycleワークショップ
「Keyballder キーボルダー」
Keyballderは様々な廃棄ボールから裁断した小さなパーツを自分で選び、組み上げ、革のチャームに刻印を入れオンリーワンのキーホルダーが完成するワークショップです。手先を使って小さなパーツを組み上げ、革のチャームにはハンマーで刻印棒を使いトントンと好きな文字や数字、模様を入れることが出来ます。ワークショップを通して、「使えなくなったものでも捨てるだけでなく、活用して生まれ変わらせることができる」ということを体感することで、SDGsを知らない人でも環境問題に目を向けるきっかけになります。
※Keyballder/キーボルダーは合同会社肩車との協業事業です。
※プロスポーツチームに協賛している企業様からのご依頼も承ります。

川崎市市政開始100周年記念の横断幕
アップサイクルプロジェクト
SKLO 代表の齊藤は川崎市で生まれ育ち、今も市内の工房で製作をしています。自分たちが愛着を持っている地域がより良くなっていって欲しい、また自分の家族・子どもたちも同じ様に思える街であり続けて欲しいと考え、地域でのワークショップなどの活動を継続しています。そうした経緯から市役所の方々とも関わりを持つことがあり、市政記念の横断幕を再活用する企画に参加することになりました。

皆様へ
革は自然な使い心地と丈夫さを兼ね備えた素材です。「こうした特性を活かせば、他素材のアップサイクルを支えることもできるのではないか」、また「(革の)余剰部分であっても、伝え方や見せ方、企画を練ることでお客様に楽しいと言っていただける。素材が変わってもこの様な取り組みは広めたい」と新しい可能性を考えています。
例えば、木材のように固く角張った素材をカバーすることで、リビングなど居住空間に置けるプロダクトを作ることも可能ですし、使用済みの製品を裁断することで他の製品のパーツとして新たに組み直す、それをワークショップでお客様に楽しんでいただく。そうした体験も作り出せると思います。
現代においては、環境に配慮したモノづくりの必要性が日に日に高まっています。私たちSKLO が革を大切にするのと同じ様に、それぞれの素材への想いを持った方々との対話を楽しみにしています。SKLOとあなたの経験・知識を組み合わせ、新しいアップサイクルプロジェクトを作りましょう。